書道のお道具について


2022.10.5更新

 

書道用品の値上がりが続いています。変動していくとは思いますが、現時点でおすすめのもののリンクを貼ります。

 

 

【そろえていただきたい書籍】


 

書道道具でわからないことはお気軽にご相談ください。大人の方は書道用品店に自分で出向き、店員さんと話して、自分の目でみて判断し買い物をすることもとてもよい勉強になります。(初心者はまず大久保の新宿キョー和さんをおすすめします。)

 

  • 小中学生

中野中央教室では筆のみご用意いただきます。

光が丘教室は以下の道具をご用意ください。

 

学校購入の書道道具でかまいません。
ただし、文鎮は2つにセパレートになっている2本組のもの(そろばん文鎮)をおもちください。※1本の長い文鎮は使いづらいので私の教室では使いません。
□書道セット(※文鎮はそろばん文鎮であること、※筆おき ※筆巻 こちらの3点は書道セットによってははいっていないのでなければ別途ご用意ください。) 雑巾(硯の下に敷きます)ウェットティッシュ ゴミ袋(ゴミはすべて持ち帰りです)新聞紙(書いたものをはさんで持って帰ります)

漢字(国語)ノート(幼・1年50字/2年以上84字・全学年「十字マスリーダー入り」)

 

※墨汁(墨液)は、洗うと落ちる墨液や筆がサラサラになる墨液はお使いにならないでください。百円ショップの墨や、あまりに安価なものはおやめください。 

 

 

※教室で販売しているもの…筆(大小)、下敷き等 ご相談ください

             

  

  l  一般の方(高校生以上)

 

教室で販売しているものについてはご相談ください。

 

筆 筆について 大筆 (半紙4文字が書けるサイズ)/小筆 (細字用・仮名用)

   

   □墨

  •  墨池 ※墨液用&墨液は「玄宗 超濃墨液」 (水で薄めて使うので、墨地が必要です)
  •  硯(天然石)雄勝、雨畑(雨端)硯 などの硯   仮名・細字用なので小さめのもの
  •  固形墨(仮名・細字用に):紅花墨 三星 1.5丁古梅園
  •  水注・水滴

墨をするということ を読んでください。 

 

□文鎮 2本組のもの(そろばん文鎮)

□下敷 罫線入りの下敷きはつかわないほうがいいです。どうしても必要な方は美濃版半紙サイズの下敷きを教室で販売しています。ダイソーの手芸コーナーで売っている黒のフェルトが2枚あると大変使い勝手がいいです。1枚は書くときの下に敷き、もう一枚は書いたものを置いて乾かせます。

 


筆や硯の手入れについて 

 

天然石の硯は柔らかい布などで墨の塊をよく取り除きながら洗い、乾かします。

※硯を筆で洗ってはいけません。筆が痛みます。

 

大筆は筆キャップをして、筆立て等に立てて保管しておけば、書きたいときにすぐ書けます。横に寝かせて置くのはおすすめしません。

小筆は使ったあとは穂先とおろしていない根本の境目の墨をふき取ることがポイントです。

初心者の方は筆圧が強いのでどうしても筆が痛みます。

用筆法が身に着けば筆はあまり痛まなくなります。

それでも筆は少しずつ痛んでいきます。書きにくくなってしまった筆は新しいものに替えましょう。小筆は特に消耗品です。書きづらいと思ったら買い替えてください。痛んだ筆で書いていてもストレスで楽しくありません。

道具をそろえ、手入れをするのもお稽古のうちです。

 

きちんと手入れされたお道具で気持ちよく取り組みましょう。